2020年04月

以前に改造した「ZX7-200 220V 20-200A IGBT銅溶接機MMAポータブル溶接機を、MIG溶接機の電源に改造」は、ある日突然に壊れてしまった。


あの溶接機はスパッタが多いけれど、小型でパワーがあって便利だったので、無いと不便である。


そこで性懲りもなく、今度は「AT2000 HITBOX インバータ溶接機」を買ってMIG溶接電源に改造してみた。
これは下記で10,799円で買えます。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07H29M5PG/


 MIG電源の改造とは別の話し 
 このAT2000を改造前に試運転して遊んでいたら、突然にファンが止まり、前面のLEDが光らなくなった。
カバーを開けて調べると。内部の電源ラインのDC24VとDC15Vが0Vになっていた。
この溶接機は、AC100Vを倍電圧整流して約270Vを作り。それをDC-DCコンバーターでDC24VとDC15Vに変換している。
DC-DCコンバーターのトランスを外して、巻線の導通を調べると抵抗値が異常に小さく、内部で線間ショートしていた。
トランスの品質が悪いのか、回路設計に問題があるのかもしれない。
今回は、DC24V出力のDC-DCコンバーターPCBをメインPCBの表側に、三端子レギュレータ7815をメインPCBの裏側に追加して直した。


 少しでもパワーアップできないかと思って。倍電圧整流のコンデンサを増やした。
元々は2200μF-250Vのコンデンサが2個付いている。そこへ2200μF-250Vのコンデンサを2個追加した。
体感的には、少しはパワーアップしたような気もする。


 この溶接機はAC100V入力時は倍電圧整流して、AC200V入力時は倍電圧しないブリッジ整流です。
これを切り替える制御回路PCBのコンデンサが出っ張っていて、背面カバーに当って押されて良くない感じがする。
そこで、このコンデンサを横向きに付け直した。


 電源コードが細かったので、VCTFケーブル 3.5mm2 2芯に交換した。


  MIG電源へ改造の話し 
改造後の回路図です。突然に壊れるのは嫌なので。リスキーなことは避けて堅実な設計をしてみました。
2020.4/19回路を訂正しました。
2020.12/13回路を訂正しました。
AT2000 定電圧出力制御回路(KA3525 9pin CONT) 40完

改造後の写真

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幅30mmマスキングテープカッター台を作ってみた

仕事で幅30mmのマスキングテープをよく使う。

テープカッター台が欲しいけれど、市販品は見つからなかった。
そこで自作してみた。


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