XR250BAJAのサイドスタンドの接地部にステンレス板を追加

ノーマル状態では2つの不満点がありました。
地面が柔らかい所でサイドスタンドを立てると、設置部が地面にめり込んで、バイクが倒れてしまう。
サイドスタンドを立てた時、車体が立ち気味で倒れやすい。

そこで、
元々のサイドスタンドの先端を切って少し短くして。
その先端に、60x60x150 の大きさの SUS304 t2.0 を約45度に曲げた物を、ステンレスワイヤーのMIG溶接で付けました。

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ダイヘンなどの有名メーカーのステンレスのMIG溶接ワイヤーは値段が高いので
中国製の安いものを買いました。
本来は、ステンレスのMIG溶接は、混合ガス(アルゴンガス+炭酸ガス)を使うのですが。
混合ガスは高価なので、安い炭酸ガスで試しました。

結論は
スパッタがとても多くて多くて取るのが大変でした。
 これは想定内だった。
 溶接ワイヤーを高級品に変えたらスパッタが減るかもしれない。
 ガスを混合ガス(アルゴンガス+炭酸ガス)に変えたらスパッタが減るらしい。

ステンレスは鉄と比べて、接触時の電気抵抗が大きいせいか、
トーチのSWを押して、ワイヤーが出て母材に接触しても、アークがスタートしない事が、時々あります。
 これは想定外でした。
 こまめに、溶接ワイヤーの先端をペンチで切って尖らせて、溶接母材をワイヤーブラシで磨く必要がありました。


サイドスタンドのパイプをステンレス板に溶接した時にトーチが入らない奥の方は、エポキシパテで埋めてごまかしました。

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サイドスタンドを上げた時に接地板がスイングアークと平行になるように付けたので。
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サイドスタンドを下げた時は接地板が、車体に対して斜めになって変な形になります。

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使った感想
もう少しサイドスタンドを短くしたほうが良かった様な気がする。
あと10mmくらい短くしておいて。もし短すぎたら接地板の裏側(地面に触れる部分)に、木板かプラ板を接着して高さを調整すればよかった。