2017年07月

会社では日立のTIGトーチ NA-21A を使っています。
この写真は、ガスレンズを付けていない純正のノーマル状態です。
これだとノズルからの電極の突き出しは約10mmが限界です。それ以上伸ばすと溶接部がブクブク吹いてしまいます。
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以前からガスレンズに興味はあったけれど。
日立純正のガスレンズはとても高価なので、自腹で買うのは躊躇していたのですが。
最近、中国のaliexpressで安いガスレンズを見つけたので、ダメ元で試してみた。

ガスレンズと、耐熱ガラスのノズルと、コレット(タングステン棒を挟む部品)などがセットで、
たったの$4.99(送料込み)と非常に安い。
日立のTIGトーチ NA-21A に付けるにはコレットが短いので。3個のM3ナットをコレットに半田付けして延長した。
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ガスレンズと耐熱ガラスのノズルをNA-21Aに付けて溶接してみると
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ガスレンズと謳っていながら、ガスが集中しないで広がるのか、電極の突き出しは約10mmが限界でした。
ノーマルのノズルとほとんど変わりません。
ガラスの透明ノズルは初めは見やすくて良いのですが。しばらく使っていると汚れて見づらくなってしまいます。
こまめにピカール等で磨く必要があります。

耐熱ガラスのノズルは先端が細くないのが良くないのかと思い、
次は、先端が細くなっている下記の250円のセラミック製ノズルを買いました。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/toan-weld/t0044.html
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使ってみると、なかなかいい感じです。
電極の突き出しは約30mmまで使えます。

これを使っていろいろな所を溶接していたら。
スパッタがガスレンズの金属網に付着してしまった。
しっかりと付着しているみたいで、細い棒で押したくらいでは取れない。
あまり強く押すと金属網が破れそうなので。このスパッタを取るのは諦めた。
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この短いガスレンズとセラミックノズルのセットは下記で売ってます。

今回の結論と推測
ガスレンズは狭い所を溶接するのに使えそう。
もしガスレンズとその他の部品が5000円以上するなら買う価値があるかどうか疑問だけど、1000円くらいなら試す価値はあると思う。
ガスレンズは半永久に使える物かと思っていたけれど、スパッタが金属網に付着して使えなくなりそう。
今回は全長の短いガスレンズを使ったので、電極の突き出しは約30mmまでが限界だったけど。
下記の全長の長いガスレンズを使うと。30mmよりももっと長く突き出せるかもしれない。
https://www.aliexpress.com/item/TIG-Gas-Lens-KIT-Size-3-32-45V26-10N24-54N15-54N01-FIT-TIG-Welding-Torch-PTA/32331291903.html?spm=a2g0s.8937460.0.0.AcR1Ph


ホーザンのP-958 でVVFのシースを剥く時に、長さを素早く測れるようにする為に、長さゲージを自作しました。
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これを使うメリットは以下のとおり。
 1.誰でも簡単に正確に早く剥ける。
VVFのシース剥きしろは、シーリングライトは15mm、露出コンセントは30mm、ランプレセプタクルは40mm、
ジョイントボックスは100mmです。良い作品を作るには長さのバラツキは±2mm以内にするのが良いです。
試験の参考書には目で見て長さが分かる様になど書いてありますが。それは難しいです。

 2.シースを剥きの失敗が減る。
ホーザンのP-958 でVVFのシースを挟んだ時に、電線に対してP-958が斜めだと。
P-958の刃がVVFの(黒や白の)芯線被覆に食い込んで、芯線被覆に傷が付いてしまいます。
斜めにしないで、直角に挟むのはP-958の使い方に慣れが必要です。
これの白色プラ板にVVFを当てれば、簡単に直角に挟めるので、失敗が減ります。



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