2015年11月

私は「HOMETOOL DP-180」という安物ボール盤を持っています。
テーブルを上下させるエレベーター機構が付いていません。

下記のHPでは、パンタグラフジャッキを使ってエレベータを自作しています。
http://densmq.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-de3f.html

パンタグラフジャッキを付けるとテーブルを左右に振れなくなりそうなので止めて、
下記を参考にして滑車とロープを使う事にしました
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20893750

買った滑車
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2重滑車を使っているので、ロープを引くと楽にテーブルは上がるのですが。
テーブル固定ネジを緩めても、テーブルがスムーズに下がりません。
これはテーブルは手前側が重たくて、手前側へ傾くのが原因です。
対策として面打ボールキャスターを買って、
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t4.3の鉄平棒で、面打ボールキャスターのブラケットを作りました
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この面打ボールキャスターのブラケットを、ボール盤のテーブル固定ネジの後ろに溶接で付けます。
テーブルは鋳鉄製なので溶接が付くかどうか心配でしたが。
幸いな事に200A出力のMIG溶接機で上手く付きました。
溶接が付きやすい材質なのかもしれません。
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上記の改造の結果、
面打ボールキャスターを付けたおかげで、テーブルの自重でスムーズに下がります。
これは初めから付けて欲しいです。
もし溶接機を持っているならおすすめの改造です。

テーブルを固定するハンドルが回しにくいので、
木板を円盤状に切って、M10ネジを付けた物を作りました。
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YOUTUBEに動画をupしました
https://www.youtube.com/watch?v=olIv2aRhI1s


amazonで「9-LED電球照明 倍率8倍 ルーペ 作業工具」を 650円で買いました。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00J495QTS/ref=cm_cr_ryp_prd_ttl_sol_0

プッシュSWを1回押すと8個の白LEDが光り、もう1回押すと1個の青LEDが光り、さらにもう1回押すと全て消灯します
この青LEDはなんの為にあるのか不明です。 
プッシュSWを押して白LEDを消したつもりの時に、青LEDが点灯したままになって電池を無駄に消耗する事があります。
内部はLEDの電流制限を抵抗で行っているので、電池の電圧が下がると電流が減って暗くなります。
使いにくいので、DC-DCコンバーターを内蔵して青LEDを外す改造を行う。
改造前の中身の写真
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単三電池2本から+5Vを出力するDC-DCコンバータ(セリアで108円で買った)からPCBを取り出して追加した。
電流制限用抵抗20Ω(10Ω×2個)を追加した。
プッシュSWを押している時だけ光るように配線を変更した。
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改造後の電流を実測すると、LEDを8個並列にしたところに約110mA流れている。
LEDの1個あたり約13.75mAです。
根拠はないけれど、このくらいの電流ならたぶん大丈夫でしょう。

2015年11月13日 追記
LEDが暗いので電流を増やす改造をした。
電流制限抵抗を20Ω→15Ωに変更。
これによりLED全体の電流は約123mAになり、LEDの1個あたりの電流は約15.4mAになった。
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