2013年12月

セキド・パワーズジャパン パーフェクト・ネオについて
放電器の性能を、安定化電源を繋いで調べました。
放電電流を1Aに設定すると、、
5.24Vでは0.9Aしか放電しない
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4.97Vでは1A放電する
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この放電器は取説に、放電時の最大電力は5Wと書いてあるので。
上記は妥当な数値です。
放電時の電力が5Wを超えそうになると、電流を減らすのでしょう。
放電電流を1Aに設定しても、1.25Vでは0.4Aしか放電しない
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おそらく内部の放電回路の性能が悪いのでしょう。
近日中にメーカーに問い合わせてみます。
 

電池の内部抵抗を測定する機能を調べました
エネループを2本直列して約2.8Vにして繋いだら、内部抵抗を測れました。
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この時の電池の電圧をオシロプコープで観ると。
約500m秒の間だけ、約2Aの電流を流していました。
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おそらく、電流2Aを流した時の電圧降下を測定して。
その電圧降下から計算して内部抵抗を算出しているのでしょう。
てっきり、交流を加えて内部抵抗を測定するのかと思っていましたが。
単純なやりかたで測定しているのに、驚きました。
外部アダプターを工夫すれば、充電工具の12Vバッテリーや、
エネループ1本(1.2V)も測れるでしょう。
 
結論、
安いなりの値段相応だと思います。
放電電流をもっとよく調べてから買えば良かったです。
 

先日「交流アーク溶接機サンチョ」を、直流に改造した。
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MIG溶接機(ASTRO POWERMIG130)に並列にしてMIG溶接したら、
溶接電流が増えるかもと思って試してみた
MIG溶接機の中に銅線を追加して、アーク溶接機の棒ホルダーが繋がる様にした
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溶接した結果です。
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電流を測るクランプメーターを今は友人に貸し出していて、
電流は測定できないけれど。
ビートを見ると電流が増えている。

実験前に心配だった事
1.
リアクターコイルを追加しなくてもアークが持続するかどうか心配だった。
今回はアーク溶接機内部のトランスがリアクターコイルの働きをしているのだろう。
ちなみに、通常のMIG溶接機の内部は
 整流→コンデンサで平滑→リアクターコイル→トーチ 
という接続になっている。
リアクターコイルでパルスを作るので。
もしリアクターコイルが無いと、ガスでMIG溶接した時に全くアークが持続しない。
2.
アーク溶接機を直流に改造するのに使ったダイオードが壊れないか心配だった。
改造には下記のショットキーバリアダイオード60V15A D15XBS6 を使った。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-04651/
http://akizukidenshi.com/download/D15XBS6.pdf
耐圧が60Vしかないので、恐らくパルス発生時に耐圧を超えていると思う。
まだ少ししか使ってないので耐久性は不明だが、今のところは壊れてない。

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