要修理品の「交流アーク溶接機サンチョ」を、ヤフオクで入手しました。
同じ大きさでナショナル製のサーキットブレーカーの新品を、安く買えたので交換した。
交流ではスパッタが多くて使いにくいので。
直流に改造してみることにした。
ショットキーバリアのブリッジダイオード60V15A D15XBS6 を使う。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-04651/
http://akizukidenshi.com/download/D15XBS6.pdf
これは IF=7.5Aの時に、電圧降下が0.63Vmaxなので。
電圧降下が通常のシリコンダイオードの約半分になる。
これを6個買った。
溶接機の出力電流が40Aだから、40A÷6≒6.66A
この時の電圧降下を0.63Vとすると
消費電力は 0.63V×40A≒25.2W
かなり大きいので放熱が不安になる。
ダイオードと放熱器は、溶接機のケースに内蔵したいので。
放熱器の大きさは 110×110×t4に決めた
もし放熱が不十分だったら、その時に考えよう。
110×110×t4のアルミ板に、ダイオードを付けた。
放熱器をケースの中に入れて、テープで仮止めする。
φ1.4の溶接棒を付けて、t1.2の鉄板に溶接したら穴が開いた。
結論
インバーター式のアーク溶接機に比べると開放電圧が低いので、。
アークスタートとアークの持続が難しい。
4700μF-80Vのコンデンサを付けたら電圧が少し上がって、
アークスタートが少し改善するかもしれない。
直流なのでスパッタが少ない。